「走る」ことが強さ

戦術的アプローチをベースに、技術・判断・体力等に磨きをかけている日々。

 

とりあえず形だけではあるが、ポジショナルプレーっぽいもの、チームとしてのやり方は浸透してきた。

GKを使ったプレス回避はより安定感が増し、ボランチのCBの間落とし、その流れからのサイドの中央進入と相手ありきではなく自分たち本位ではあるが良いボール運びを見せる。

(ボランチのサイド落としもたまに発動してくれるが、落とし込みは足りていない)

4人が絡んでの崩しはハッキリ言って見るに堪えないレベル。大きな課題の一つ。

守備の準備は形としては良いものの、攻撃参加とのバランスはまだまだ。

守備の連動は後ろは良いものの、前との連動性はまだまだ。

 

チーム全員が…という話をすると、質に差はあれどそこまで大きな差はなし。

どちらかというと慣れないポジションで…となったほうがかなりまずい。ここは今シーズンの積み重ねの無さのせいなので、これも大きな課題の一つ。

 

これからやることとしては、8人制に落とし込めていないリターンパスを活用するメカニズムの構築。(これをやればボランチのサイド落としも落とし込みやすいはず)

個人で持っても良いのだけど、ここはこだわってやっていきたい。

 

と表面的な話はこれぐらいで本題。

 

やはり勝負強さが出ず、脆さがあり、ここぞという場面で後れを取ることがかなり大きな課題であり、大きな悩みの種でした。

どんな勝負でも安心感がない。

 

ボールへの反応だとか、予測だとか、センスだとか、個の強さだとか、色々苦悩した結果、ついにピンと来るものが!

それが「走る」ことです。

 

走ることが強さになります。走れることが強さです。

 

技術が大事とか、判断が大事とか、結局はメンタルとかありますが、走ることが全てに繋がります。

当たり前の「走る」ということが疎かになってしまっては。当たり前すぎるからこそ、その質が高いチームは強い。

試合だけではない。日常のトレーニングから走りまくることがどれほどの力になっていくのか。

 

ここが大きな違いだと思います。

走るチームにしていきます。

(一応言っておきますが、サッカーでの走りです。)

 

三浦