女川遠征②

前回の写真を見てもらえればわかるとおり、全試合雪上での闘いでした。ともなれば、現れてくるのは本物の技術、環境への対応力というところ。そして人間性。

プレーを観ていて思ったのは体重移動と重心移動。体のコントロールが効かない。そこで思う事があれやこれやと。ここは本題からずれていくので置いておきましょう。

 

寒い、痛い、辛い。試合をやっていた選手たちは相当しんどかったことだろう。だがこれもサッカーなんです。車中泊を含め、当たり前を当たり前と思ってはならない。厳しい環境に身を置いてこそ成長できるってもんでしょ。そこから逃げてるようじゃ話にならない。

試合では終始選手たちを追い詰めました。身も心も。その状況から逃げるのか、立ち向かうのか。

何人かは表情に変化の様子が見られました。そしてみんなにバレないように片隅で泣いているやつも。

そいつらは今伸びてきていますよ。今後のさらなる変化に期待していてください。

 

大会を通して印象に残っていたのはベガルタ仙台対Mario Vitoriaの一戦。岩田は審判をやっていたが審判の仕事を忘れさせてしまうくらい釘付けにされました。両チーム共に、スコアや結果にこだわらず何のために試合をしているのか理解してやっているという感じがヒシヒシと伝わってきました。非常に良いものを最高の特等席で観させていただきました。この試合だけでなく全試合を観て感じたものを今後の指導に活かしていきたいと思います。

それにしてもMarioの3年生の小っちゃい子巧かったなあ。

ではでは。

 

岩田